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【コロナ―助産院との懇談】

【コロナ―助産院との懇談】

横浜市内の助産院を、加藤なをこ元県会議員、木佐木ただまさ衆院3区予定候補とともに訪ね、現状や課題、要望について懇談させていただきました。

●マスク・消毒液・布おむつ・さらし
マスクも消毒も自分たちでなんとか確保しているとのこと。「自分たちは医療機関としては認めてくれていないのかも」との一言が胸にささりました。
手作りマスクの材料として、布おむつの材料やさらしが使われているため、手に入らなくなっています。

●里帰り出産・緊急分娩受け入れ・PCR検査
「里帰り出産は受け入れられない」、「飛び込み出産や突然破水した妊婦さんが、救急病院で受け入れてもらえない」など深刻な状況がおきています。「今後医療施設が切迫してきた場合、助産院は緊急な受け入れは可能ですか?」と聞いたところ、「正常な妊婦さんであれば受け入れは可能だが、感染症の可能性がある場合は難しい」とのこと。
 
37週以降はいつでも出産の可能性があり、自主隔離期間内に出産となるケースも出てきます。助産師さん達からは「28~30週で血液検査をおこなう妊婦健診の時に、PCR検査も行い、全員検査を実施すること、その検査費用は無料にすること」という提案がありました。妊婦さんが感染した場合、感染防止策を万全にし、内科医・産科医・小児科医・麻酔科医・感染症医・救急医・助産師と多くの医療関係者の力が必要となります。母親、赤ちゃんの命、そして医療体制を守るためにも、妊婦さんへのPCR検査を求めていきたいと思います。

●院内感染、濃厚接触者が出た場合は保健所に連絡をし指示を受けるが、代替施設がどこになるかは決まっていない。病院ではなく助産院を希望して来る方たちなので、できれば助産院同士で連携をとり嘱託医療機関の協力も得ながら対応したい。
嘱託医療機関に感染者が出た場合の代替病院などについては原則、神奈川県周産期救急ネットワークのブロック単位で対応する基本方針が神奈川県産婦人科医会から示されている。(現場ではこれから状況に応じて詰めていく必要がある)

●母乳外来・産後母子ケア事業(訪問型)など、ほぼ収入がなくなっている。

●妊産婦のメンタルケア
自殺で亡くなった妊産婦が東京23区で2005〜14年の10年間に計63人。出血などによる妊産婦死亡率の約2倍。妊娠・出産期の死因として自殺が最も多いことになり、メンタルケアの充実などが急がれる(毎日新聞 https://mainichi.jp/articles/20160424/k00/00m/040/088000c)
助産師さんから、この記事を紹介いただきながら、妊産婦の心のケア、交流を助産院として重視してきた思いを話していただき、あらためて、妊産婦、乳児をコロナ感染のもとどう守るか、考えさせられました。

今日、懇談させていただいた内容や要望を行政や政府に届け提案し、早急な改善を求めていきたいと思います。

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