あさか由香 8時間働けばふつうに暮らせる社会へ

Asaka Magazine

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応援メッセージ

2016.7.8

小池拓也 (弁護士)

小池拓也

2000年代,NHKで「プロジェクトX」という番組が放映されていました。
普通の人たち(メーカーの技術者の方々が多かったかな)が,創意工夫と協力で困難を乗り越え,成功していくという,ドキュメンタリー番組でした。
それは,敗戦の廃墟から「経済大国」へと成長した,戦後日本の成功物語でもありました。
日本の強みは,エリートではない,普通の人のレベルの高さであったことがよくわかります。

ところが…

今,教育の現場では,エリートにだけお金をかけ,普通の子には従順な心を養っておいてもらえばよいという動きが進んでいます。
今,生産の現場では,コストカットの名の下に,非正規労働への置き換えが進み,「金の卵」であったはずの若年者ですら技量を蓄積することもないまま使い捨てられています。
非正規労働者の方々の経済的苦境,希望をもてない状況は,私を含め多くの弁護士が目の当たりにしています。

現代の世界で,高度成長期の物語をそのまま再現することは難しいかもしれません。
だからといって,日本の強みをかなぐり捨ててアメリカの真似事(?)をして,そこに未来はあるのでしょうか。

大企業や金持ちに儲けさせても,そのお金は預金や株になり,挙げ句の果てにはタックスヘブン行き。いくら麻生さんが叫んでも,日本の世の中に回りはしません。

「この道」ではダメです。
「日本」の「死」を防ぐには,まずは若者にまともな仕事とまともな収入を保障するしかないと思います。

若者にまともな仕事とまともな収入を保障すれば,お金を使って景気はよくなるし,結婚や出産も増えるはずです。
下手な景気対策や少子高齢化対策よりよほど有効でしょうし,結果として財政再建にも役立つはずです。
そして何より,そうすることで若者が希望を持てるようになる…このことはたぶん,社会全体を殺伐とさせないこととか平和を実現するためにも,大切なことのように思います。

「HOPE AGAIN for Decent Work」
「8時間働けばふつうに暮らせる社会へ」
あさか由香さんを支持します。

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