応援メッセージ
石黒のぞみさんからの応援メッセージ
相模原市に住んでいます、2人の子どもを育てながら働いています。
日本の学費と奨学金について、私が感じていることをスピーチします。
大学で音楽を学びたいと、私立の音楽大学に私は進みました。
芸術系の大学は特に学費が高く、初年度の学費は入学金を合わせて200万円、2年時以降も毎年約140万円の学費を払わなくてはならず、有利子の奨学金を借りました。
大学卒業後、毎月14000円の返済がスタートし、15年間かかって、約250万円の奨学金の返済を、ようやく昨年秋に終えました。
その間、結婚もして、2人の子どもも、出産しました。
そんな日々を振り返って切実に思うのは、このお金の返済が重しになり、私の将来の選択肢は、明らかに狭められたということです。
就職しても、結婚しても、子どもを産んでも、ずっと「お金の返済」という足かせがとれず、どこか、人生に不自由さを感じていました。
これが、果たして「奨学金」と言えるのでしょうか。
日本の奨学金は、「奨学金」ではない。若者の人生をがんじがらめにする「借金」でしかないと、私は思います。
ヨーロッパなど多くの国では、学費は無償か、あっても数万円、そして奨学金も、返す必要のない給付制がほとんどだということを知りました。
それはどうしてでしょうか。
一人ひとりの若者の学びは、個人にではなく、社会に還元される。だから社会で支えようという考え方があるからです。
日本共産党は、ヨーロッパのように、返さなくてもいい奨学金制度をつくること、高すぎる日本の学費を、まずは半額にしようと訴えています。
学びは自己責任ではなく、社会全体で支える。
そんなあたたかい政治に、私は変えていきたいです。
だから私は、夏の参議院選挙は、比例は日本共産党。
そして、選挙区は、「生活に政治を近づける」ことを実践しながら頑張る、あさか由香さんを応援します。